事案の概要
依頼者は男性。勤続20年ほど。
上司のパワハラにより精神的不調に陥り退職を決意。
退職金規程によれば自己都合退職扱いの場合には支給額が低くなるところ、退職金の金額等についての交渉をご依頼頂く。
解決方法
パワハラに相当する行為により退職に至ったという経過からすると、通常の自己都合退職と同様に扱って退職金の金額を算出すべきではないと主張し、会社と交渉を行ったところ、自己都合退職の場合よりも高額の退職金を受領することができました。
コメント
トラブルにより退職する場合において、退職金が不当に減じられる場合はままあるように見受けられます。退職金が思ったより低い、会社側が算定根拠を教えてくれない、などの疑問がある場合には、まずは弁護士にご相談ください。